かせつのはきだめ

かせつは仮設であり、仮説でもある。

『おまえうまそうだな』を観に行った!

こんにちは。

今日はキャナルシティまで『おまえうまそうだな』を観に行きました。絵本が原作の、子ども向けのアニメです。

ネタばれがありますのでたたんでおきます。

『おまえうまそうだな』を観に行くことにしたきっかけは、折笠さんが日記でこの作品に出演されたとおっしゃっていたからです。最近折ちゃん熱が俄かに高まっていたのでとりあえずチェックしてみようかな…と『おまえうまそうだな』の映画公式サイトへ。予告編を観たら想像以上によさそうな映画で、早速観に行くことに決めました。

公開二日目だというのに意外とお客さんは少なく、ゆったりと観ることができました。私は当然ながらおひとりさまでしたが、やはり家族連れが多かったです。子供たちも楽しそうで良かったなあ。

『おまえうまそうだな』は草食恐竜のお母さんに育てられた肉食恐竜のハートが主人公です。ハートは兄のライトと一緒にお母さんの愛情をいっぱいに受けて育ちますが、自分がお母さんやライトと違って固い草を食べられないことに疑問を感じていました。ある日ハートは自分と同じ『肉食い』の恐竜に出会い、自分がお母さんやライトとは違う『肉食い』であることに絶望し、育った森を出て行きます。

立派な肉食いとして成長したハートは、草食い達を食べながら平原でたくましく生きていました。ある日ハートの目の前で恐竜の卵が孵ります。生まれてきたのは草食いの小さな赤ちゃん恐竜。『おまえうまそうだな』とハートが声をかけたら生まれたての恐竜はハートが自分の父親で、自分の名前は『ウマソウ』だと勘違いしてしまいます。仕方なしにウマソウの父親になることにしたハート。しかし草食いと肉食いはずっと一緒に生きていくことはできない。ハートの出した結論は…。  まあこんな感じの話です。実際はこの後も色々あるのですが(笑)

『おまえうまそうだな』を観て、私は3か所で泣きました。最初の一回は開始からたった三分程です。結構感動できる映画でした。最初の泣き所は生まれたばかりのハートを群れの長の恐竜に見咎められて、お母さんがハートを捨てに行こうとする所。一旦はハートから離れて行ったお母さんですが、ハートの鳴き声が胸と心に響いて…あの時はお母さんの気持ちで泣いてしまった。結局お母さんはハートを置いていくことができず、群れから離れて森で暮らすことに…。お母さんの愛情をいっぱい受けて育つライトとハート。この親子の様子はとにかく幸せそうで思わず顔がほころびました。だけどそんな幸せも終わりを迎えてしまいます。森を抜け出して平原に出たハートは、自分と同じ肉食いを見て恐れます。そんなハートを訝しく思って森の中へ追って行った肉食いの…名前があったけど忘れちゃったごめん(笑)まあとにかくその肉食いがハートは自分たちと同じ肉食いだと言います。ハートはそれを認めることができず、肉食いに襲い掛かります…しかしそれが引き金となり、ハートは「肉がおいしい」という感覚を、肉食いとしての本能に目覚めてしまった。その瞬間のハートの涙にもらい泣き…これが二回目の泣き所でした。

最後の泣き所については…あまり詳しく書きません。お母さんがハートを拾って育てたときの思い…って言うのかな。草食いと肉食いはずっと一緒にはいられない。それでもハートを育てようとしたお母さんの思いが詰まったひと言に私は涙した。本当に良い作品だった。

まあ…こんなもんで。

次は何を観ようかなあ。折ちゃん関連だったら『あたしンち』が気になるんだけどなあ…3D面白そうだし。でも福岡市内では上映されないんですよあたしンち(泣)観に行くとしたら郡に行かんと駄目です。そんなに遠くはないんだけど…どうしようかな。