かせつのはきだめ

かせつは仮設であり、仮説でもある。

マハーバーラタを流行らせたい

こんばんは。9月に入りましたが、暑いですね。みなさまいかがお過ごしでしょうか。 さて、突然ですが私は『マハーバーラタを流行らせ隊』という謎団体を立ち上げ、隊員一名で活動を開始することにしました。以下になぜ『マハーバーラタを流行らせ隊』を組織することに思い至ったかを書いとくので、よろしければご覧ください。 マハーバーラタにハマって以来、私は『この素晴らしい叙事詩をできるだけ多くの人に読んで欲しい!』という思いを抱きました。しかし同時に、それはとっても難しいことなのではないかとも思いました。なぜならば、 マハーバーラタは異常に長くて読み切れない。 マハーバーラタの日本語訳は現在ことごとく絶版状態にある。 インド神話ってあんまりメジャーじゃないのでそもそもマハーバーラタに触れる機会がない。 とまあこーんなに障害が!最後の『インド神話はメジャーじゃない』っていうのは完全に私の想像ですが、『日本語訳で読めない』というのははっきり言って致命的にも程があります。私は仕方ないので最近は英語で読んでますが、フツーの人はそこまでやってマハーバーラタを読もうと思わないですよね。 だから私がどうにかしよう。そう思って『マハーバーラタを流行らせ隊』の活動を始めることにしたのです。一人でも多くの人にマハーバーラタにハマってもらう為に、出来るだけのことをしようと思います。ぶっちゃけ一人で大きなことが出来るとは思ってないので、小さなことだけをこつこつとやっていくつもりです。 で、現段階でやると決めていることとやりたいと思っていることを書いておきます。 これからやる予定のこと。 マハーバーラタをはじめとするインド神話のお勉強&勉強したことをまとめてウェブサイトを作る。 まずはこれです。私はインド神話に関しては全くと言っていいほど知識がないのでこれを機会に勉強します。どういう神様がいてどんな世界観で・・・というのをきちんと勉強してまとめます。そしてその成果をWEB上に残しとけばマハーバーラタにちょっとだけ興味を持ってくれた誰かがそのサイトを観たときにちょっとでも参考にしてくれるかも!という淡い期待を抱いています。 これからやりたいと思ってること。 マハーバーラタの日本語訳公開 先ほど私『マハーバーラタは英語で読んでるよー』と言いましたが、何を読んでいるかと言いますと"Sacred Texts"で公開されているパブリックドメインマハーバーラタです。それをちまちまと翻訳しつつ読み進めているのですが、ある程度訳が貯まってなおかつ著作権的な問題がないかどうかを確認したら翻訳したものを公開してみたいと思います。日本でマハーバーラタが流行らない最大の理由は『日本語で読めない』ことなのでそこをクリアするにはこれが一番いいのかな、と。もちろん私一人で全部を訳するのは無理なのでどこまでやるかはわからないのですが(笑) マハーバーラタの小説を書く 日本語でマハーバーラタを読めるようにする計画その2。というかこれは私が個人的に『私の好きなマハーバーラタを書いてみたい!』と思ってやろうとしていることです。私がマハーバーラタの何を気に入ったを伝える為には、それをきちんと考えた上で物語りの形でまとめるのが一番いいと思いました。まあこれは私の自己満足でやりたいことではあるんですが(笑)私が初めて読んだマハーバーラタであるラージャーゴーパーラーチャリ氏による概要版のように、物語をしっかりとまとめつつ、私にしか書けないマハーバーラタを書いてみたいのです。 以上、今のところの『マハーバーラタを流行らせ隊』の活動予定でした。マハーバーラタは長くて深い物語なので、ゆっくりと長くつきあっていきたいなあと思います。どこまでやれるか分かりませんが、がんばります!