かせつのはきだめ

かせつは仮設であり、仮説でもある。

東南アジアの美術を観てきた。

こんにちは。入口です。

昨日は福岡市美術館に行ってきました。『緑青の美 東南アジアの青銅器美術展』を観るためです。

福岡市美術館には実は今回を含めて2回しか行ったことないのです、実は。前回は古代エジプト展を観に行った時だなあ。ブログには感想書いてないけど素晴らしかったですよ古代エジプト展は・・・。

って古代エジプト展の話はさておいて。

最近私がインドの神話に興味を持っているというのはこのブログをご覧になっている皆様なら分かると思いますが、ヒンドゥー教や仏教の神々はインドから東南アジアの諸国に伝わり、信仰されているのです。生まれ故郷のインドを離れ東南アジアでも信仰されるヒンドゥーの神々の姿も興味深いぞ!というわけで観に行くことにしました。しかもこの『緑青の美・・・』展は特別展ではないので常設展の入場料さえ払えば観られる!という非常にお得な展覧会なのです。3月31日までやってるので福岡市またはその近郊にお住まいの方々は行った方がいいと思いますよ!

肝心の展示内容についてですが。

大まかに展示されているものを分けると、

ヒンドゥー教の神々の像

仏陀など仏教関連の像

その他いろいろ(太鼓とか)

という感じです。

個人的にはやはりヒンドゥー教の神々の像が一番興味持って観れたし面白かったかなあと思います。ブラフマー、シヴァ、ヴィシュヌ、スーリヤ、ドゥルガー・・・ラクシュミーもいたかな。もちろんガネーシャもいましたよ。そしてヴィッシャカルマンも!インドラも二体ほどいました。インドラの像はイケメンだと思います。

ヴィシュヌとガルーダの像は似たようなヤツを東京国立博物館でも観ましたがアレはいつ観ても面白いです、滑稽だという意味で。

今回の展示で最も沢山展示されていたのは仏陀です。恐らく半分は仏陀だったんじゃないかと錯覚してしまうくらい沢山の仏陀がいましたよ。タイ、ラオスミャンマー仏陀それぞれが異なる雰囲気を持ってることを感じることができます。そして仏陀のポーズにそれぞれ名前がつけられていたということにも今回初めて気づきました。ちょっと賢くなったぞ。

春休みの間に出来るだけ多くの博物館を訪れておきたいと思います!福岡にいる間に行っておきたい場所はまだまだあるので。