貧乏と勉強
こんばんは。
今日は久しぶりに完全に同意できるブログ記事を読んだのでその紹介をしたいと思います。
まずはこちらの記事をお読みください。
■自分の頭で考えられない高学歴層のバカぶり | 今一生のブログ
http://con-isshow.blogspot.com/2016/02/narikin.html
以下、私の感想です。
今一生さんのブログでは高校生が新生児を遺棄した事件とはあちゅうさんのブログ記事が対比して語られているけど、はあちゅうさんのような人には貧しさとは何かがたぶん分からないのではないのかなと思うのです。なぜなら彼女はきっと恵まれているし、何よりも貧しい人の気持ちをわかろうとしていないから。でもきっとそれは彼女だけの問題じゃない、私たちの多くが貧しさに目を向けずに切り捨てようとする意識があるからこそ、貧しい家庭に生まれた子供たちに必要な援助が与えられず、夢を抱くこともできないまま生きていくことになってしまうのではないでしょうか。
私は田舎の生まれで経済的に裕福とは言えない家で育ちました。それでも勉強するのが好きだったから大学院まで勉強して東京の会社に就職して働いています。別に努力とかした記憶はないですけど、それでも好きなことはそこそこできたということに関しては本当に幸運だったなと思います。
でも、私はたまたまいろいろなことを知りたくって勉強にはまった(賢くはないよ)人間だというだけです。勉強が好きな人、できる人に勉強が必要なわけではなくて、貧しさから抜け出すには勉強は絶対に必要なものなのです。私は経済的に豊かでない人ほど勉強する機会を与えなければならないはずだと信じているのですが、どうも世の中うまく回らないものです。裕福な人たちは教育にそこそこお金をかけられる、お金がない人たちは教育費を切り詰めて生きている、それはそうせざるを得ないものなのかもしれないと思ってしまうかもしれないけど、決してそうではないはずのことなのです。
私の将来の夢の一つに、生まれ育った五島で星空の観察会を開催したいというのがあります。それは私が勉強を通して世界の広さを知り、結果としてそれが1人の人間として自立するだけの力をくれたと思っているからです。その力はきっと自分で見つけ出すものだけど、あの島の子供たちが大人になるときにちょっとくらいはいい思い出として残るくらいの体験をさせることができたら嬉しいです。
それでは、今日はもうおやすみなさい。