かせつのはきだめ

かせつは仮設であり、仮説でもある。

なんだかんだで我が家が一番快適

お題「#おうち時間

 

先週末は買い物と散歩を除いてほとんど家で過ごした。ほとんどのんびりしていた。

本当は放送大学の通信指導を終わらせようかとも考えたのだが、終わらせるというノリではなくもっと真面目に取り組むべしと判断して止めた。本当はギリギリまで先延ばしにしたいだけだけど。

 

勉強していても本を読んでいてもぼーっとしていてもいいのだから自宅は快適だ。ずっといてもいい。

在宅勤務に適応してしまったかもしれない?

私は完全に在宅勤務に適応してしまったかもしれない。

 

新型コロナウイルスのせいで世界の社会と経済は大変なことになっている。1年前の私に「東京オリンピックが延期になったよ」と言っても信じないだろう。そんな信じられない事態が実際に起こってしまったのだ!(´・ω・`)

私も東京でしがないビジネスパーソンをしているので、会社と社会の要請でテレワーク(在宅勤務)をすることになった。どうしても会社に出社してしなければならない業務以外はパソコンを持ち帰って家で仕事をしている。ちなみに私の仕事は経営企画の事務職なので、パソコンがあれば基本的にはどこでも仕事ができる。通信インフラはそれなりに整えてあるし、正直大きな困りごとは何もない。しかも通勤がないから毎日とても快適!正直新型コロナの影響が無くなっても在宅勤務の文化が私の勤める企業と日本社会に定着してほしいと切に願っている。

 

【席ゆずりますマーク】ICTを活用した席の譲り合い

「席ゆずりますマーク」の取り組みは最近のニュース報道もあって注目されたようではあるけど、ずいぶん前に似たようなことをどこかで見聞きしたような気がするなと思ったので探したら東京メトロが実証実験をしていたのでした。

妊婦さんへの「席譲り実験」はうまくいった? 東京メトロが実験した「心と心のマッチングサービス」の行く先とは | Prebell

2017年の実証実験で、LINEの機能を使って席を譲って欲しい妊婦さんと席を譲れる人をマッチングするサービスです。

何もなかった場合には28%ほどしか席を譲ってもらえないけど、この実証で席を譲って貰える確率が86%まで上がった、と言うけど記事を読んでいてそりゃあこれだけお膳立てして譲らないほうが難しいでしょうとも思ったりしたので正直どう評価していいか分からなかったのでした。

そして、その実験の成果が反映されているのかどうかはわからないけど南海電鉄が4月末から自社のスマホアプリで同じようなサービスを始めるそうです。

譲りたい 譲られたい 鉄道会社初「電車の席ゆずり合いアシスト機能」をアプリに 南海 | 乗りものニュース

これはぜひ上手く行くにせよいかないにせよ活用されて欲しいな!もし上手くいけば他の鉄道会社のアプリにも導入されるかもしれません。また、もし上手くいかなかったとしても電車内での席の譲り合いに関して新しい知見が得られるかもしれません。社会に生きる全ての人にとって良い解決策はなかなか出てこないかもしれないけど、1つのきっかけにはなるのではないでしょうか…。

最近、「席ゆずりますマーク」のことしか考えてない。

最近、「席ゆずりますマーク」のことしか考えてないので、アウトプットが自然にそればかりになってしまう。

 

個人的には、あんまりディスるほどのアレでもないなあとは思う。だってお守りみたいなものじゃん。勇気が出せない人にちょっとの勇気を与えるアイテム。だとしたらそれは身につける本人たちにとっては意味のある素晴らしいものではないか。私がその素晴らしさを感じることができなくたって、‘お守り’の価値はおそらく変わらない。

 

それだけのものに対して私がこんなにもやもやしているのは、そのお守り程度のもので社会を変えるだの優しい世の中作りだののたまう製作者のイタさが気に入らないからだと思う。多分作り手があの人じゃなくて、席を譲りますマークがユーモアとか可愛さに溢れた素晴らしいプロダクトだったらこんなにももやもやしないはずだ。実際、別の似たような意思表示のバッジには好感すら持ったもん。ほんと、不思議な感情だなあ…。

「席ゆずりますマーク」がとても面白い

「席ゆずりますマーク」が最近の個人的大ヒット商品である。ちなみに私は買っていないし、現行のデザインだったら買うつもりはないのだけど。

 

「席ゆずりますマーク」とは、椎野祐輔氏が制作・販売するキーホルダーみたいなものである。これをつけてお気持ち表明しておくと、妊婦さんなりなんなりの席を譲って欲しい人が声をかけてくれてくれるというアイテムである。

なお、制作者本人がツイートするところによるとマタニティーマークをあしらったデザインであるにもかかわらず席を譲ってもいいことになっている対象はいろんな人だそうである。伝わらねえよデザインの失敗じゃん!あ、でも不思議なものでこのキーホルダーを見てヘルプマークを付けた人が席を譲ってもらうべく声を掛けたという証言もあるので、世の中の人は分からない。

 

…と、言うように私にとって「席ゆずりますマーク」は観察しがいのある面白い現象としては大ヒットである。面白いことが起こるよう応援しております。

 

個人的には「席ゆずりますマーク」を見つけたら妊娠しているわけでもないけど疲れ果てたお腹が大きいおばさん志望(i.e. 私)でも席を譲っていただけるのか試してみようと思っている。

もしくは、妊娠した状態でマタニティーマークを隠して声をかけてみて試してみてもいいかなと思っている。ラベルで人を判断して欲しい人がラベルなしでどういう判断を下すのか知りたい。

 

と、いうわけで皆さん、「席ゆずりますマーク」のご購入をよろしくお願いします!私にとって優しい世の中のために、よろしくお願いします!

 

(さて、優しい世の中って一体なんなんでしょうかね?特定の属性の人にだけ都合のいい社会ではないですよね…?)