かせつのはきだめ

かせつは仮設であり、仮説でもある。

最近、「席ゆずりますマーク」のことしか考えてない。

最近、「席ゆずりますマーク」のことしか考えてないので、アウトプットが自然にそればかりになってしまう。

 

個人的には、あんまりディスるほどのアレでもないなあとは思う。だってお守りみたいなものじゃん。勇気が出せない人にちょっとの勇気を与えるアイテム。だとしたらそれは身につける本人たちにとっては意味のある素晴らしいものではないか。私がその素晴らしさを感じることができなくたって、‘お守り’の価値はおそらく変わらない。

 

それだけのものに対して私がこんなにもやもやしているのは、そのお守り程度のもので社会を変えるだの優しい世の中作りだののたまう製作者のイタさが気に入らないからだと思う。多分作り手があの人じゃなくて、席を譲りますマークがユーモアとか可愛さに溢れた素晴らしいプロダクトだったらこんなにももやもやしないはずだ。実際、別の似たような意思表示のバッジには好感すら持ったもん。ほんと、不思議な感情だなあ…。